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ZR-Vを検討していると、「ハイブリッドだけど、実際の燃費はどれくらい?」と気になりますよね。
結論から言うと、ホンダ ZR-Vの燃費はWLTCモードで20.5〜22.1km/L(ホンダ公式・2026年3月改良後の現行型)です。実際に走ると、季節や走り方によってこの数字より下がることが多いので、少し余裕を見て考えておくのがおすすめです。
この記事では、グレードと駆動方式ごとの燃費の違いと、航続距離、年間の燃料代の目安を数字で見ていきます。
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ZR-Vの燃費はどれくらい?グレード別の一覧
現行のZR-Vは全車e:HEV(2.0Lハイブリッド)です。FFなら22.0〜22.1km/L、4WDなら20.5〜20.8km/L。グレードの差より、FFか4WDかの差の方が大きいんです。
『グレードで燃費はどれくらい違うの?』という疑問から見ていきましょう。
ZR-Vの燃費を、WLTCモードの公式値で並べるとこうなります(ホンダ公式の主要諸元表・2026年3月版)。
| タイプ | 総合 | 市街地 | 郊外 | 高速 |
|---|---|---|---|---|
| e:HEV X FF | 22.1km/L | 22.0km/L | 23.6km/L | 21.3km/L |
| e:HEV X 4WD | 20.8km/L | 20.0km/L | 21.7km/L | 20.6km/L |
| e:HEV Z系 FF | 22.0km/L | 22.7km/L | 23.7km/L | 20.7km/L |
| e:HEV Z系 4WD | 20.5km/L | 20.4km/L | 21.3km/L | 20.1km/L |
「e:HEV Z系」には、特別仕様車のBLACK STYLEとCROSS TOURINGも含みます。
XとZの差は、FFで0.1km/L、4WDで0.3km/Lとわずかです。
一方、FFと4WDでは1.3〜1.5km/Lの差があります。4WDは車両重量がFFより50kg重く、後輪を動かす仕組みも加わるためです。

FFと4WDのどちらにするか迷っている方は、ZR-VのFFと4WDの違いで雪道での安心感と燃費の差をあわせて比べています。
市街地・郊外・高速の数字の見方
WLTCモードは、走る場面ごとの燃費も出しています。ここを見ると、自分の使い方に近い数字が分かるんです。
例えば、街中の買い物や送り迎えが中心なら「市街地」、通勤でバイパスを走るなら「郊外」、遠出が多いなら「高速」の数字が目安になります。
ZR-Vはどのタイプも郊外の数字が一番よく、e:HEV X 4WD以外は高速の数字が一番低くなります。e:HEVはモーターで走る時間が長い街中や郊外が得意で、速度が高い高速道路ではエンジンで走る時間が増えるからです。
実燃費はカタログ値より落ちる?下がりやすい場面
- 冬の寒い朝(エンジンが暖まるまで燃料を多く使う)
- 片道数kmの短い距離ばかり走る
- エアコンを強めに使う夏
- 高速道路を速めのペースで走る
- 荷物を積みっぱなし、ルーフボックスを付けたまま
『カタログ通りの燃費は出ないって本当?』と思いますよね。
実は、WLTCモードは決まった条件で測った数字です。実際の道では信号や渋滞、気温、エアコンの使い方がそのつど変わるので、カタログ値より下がることが多いんです。
特に差が出やすいのが冬です。寒い時期はエンジンや電池を暖めるために燃料を使うので、夏や秋より燃費が落ちやすくなります。
例えばこんな会話が、冬になるとよく聞かれます。
「秋はもっと燃費よかったのに、最近ちょっと下がった気がする」
「冬は暖房やエンジンの暖機があるから、どの車でも下がりやすいみたいだよ」
季節で数字が変わるのは、故障ではありません。1年を通して平均で見ると、自分の車の実力が分かりやすくなります。
自分の実燃費を測る方法
メーターに表示される平均燃費でも目安は分かりますが、より正確に知りたい方は「満タン法」がおすすめです。
- ガソリンを満タンにして、トリップメーターを0に戻す
- いつも通りに走る
- 次の給油でも満タンまで入れ、入った量(L)を記録する
- 走った距離(km)を、入った量(L)で割る
何回か続けて平均をとると、季節ごとの違いも見えてきます。スマホのメモに記録しておくだけでも十分です。
実燃費をカタログ値の8割で計算してみると
実燃費は人によって違うので、ここでは「仮にカタログ値の8割だったら」という計算をしてみます。
| タイプ | カタログ値(WLTC総合) | 8割で計算した場合 |
|---|---|---|
| e:HEV X FF | 22.1km/L | 約17.7km/L |
| e:HEV X 4WD | 20.8km/L | 約16.6km/L |
| e:HEV Z系 FF | 22.0km/L | 約17.6km/L |
| e:HEV Z系 4WD | 20.5km/L | 約16.4km/L |
これはあくまで計算上の目安です。実際の数字は、走る道や季節で上にも下にも動きます。
燃料タンク容量と航続距離は?
ZR-Vの燃料タンク容量は57L、使う燃料は無鉛レギュラーガソリンです(ホンダ公式の主要諸元表)。ハイオクを入れる必要はありません。
『満タンで何km走れるの?』も、よく聞かれる質問ですよね。
航続距離は「タンク容量×燃費」で計算できます。カタログ値と、先ほどの8割の場合の両方で計算するとこうなります。
| タイプ | カタログ値で計算 | 8割で計算 |
|---|---|---|
| e:HEV X FF | 約1,260km | 約1,010km |
| e:HEV X 4WD | 約1,190km | 約950km |
| e:HEV Z系 FF | 約1,250km | 約1,000km |
| e:HEV Z系 4WD | 約1,170km | 約930km |
57Lを使い切る前提の計算なので、実際にはもっと手前で給油することになります。それでも、東京から大阪くらいの距離なら、途中で給油せずに走れる計算です。
ここが大事なところで、ZR-Vは燃費がいいうえにタンクも57Lと大きめなので、給油の回数が少なくて済みます。 遠出が多い方には、これが意外とうれしいポイントなんです。

給油口の開け方と位置の確かめ方
『初めて給油する時、給油口がどっちか分からない』という方もいますよね。
メーターの燃料計にある給油機のマークを見てみてください。マークの横にある小さな三角の向きが、給油口のある側を教えてくれます。
給油口のふたの開け方は、ドアのロックを解除した状態で、ふたの端を押すと開くタイプが多くなっています。開かない時はドアロックがかかっていないか確かめて、取扱説明書の給油のページを見てみてください。
年間の燃料代はいくら?ガソリンターボとも比べる
年1万km走る場合、レギュラー1Lあたり170円で計算すると、ZR-Vの燃料代はカタログ値どおりなら年7.7万〜8.3万円ほどです。8割の燃費なら、年9.6万〜10.4万円ほどになります。
燃料代は、維持費の中でも毎月かかる大きな費用ですよね。
ガソリン価格は時期や地域で変わるので、ここでは1Lあたり170円として計算しています。お住まいの地域の価格に置き換えて見てみてください。
| タイプ | カタログ値の燃費で計算 | 8割の燃費で計算 |
|---|---|---|
| e:HEV X FF | 約7.7万円 | 約9.6万円 |
| e:HEV X 4WD | 約8.2万円 | 約10.2万円 |
| e:HEV Z系 FF | 約7.7万円 | 約9.7万円 |
| e:HEV Z系 4WD | 約8.3万円 | 約10.4万円 |

FFと4WDの差は、カタログ値で計算すると年5,000円前後です。
数年乗っても、4WDの車両価格の差(22万円・ホンダ公式の価格)を燃料代で埋めることはできません。4WDは燃費より、雪道や雨の日の安心感で選ぶ装備だと考えておくといいです。
廃止された1.5Lガソリンターボと比べると
『中古でガソリン車も考えているけど、燃費はどれくらい違う?』という方もいると思います。
2026年3月までに作られた1.5Lガソリンターボ車のWLTC燃費は、FFで14.6km/L(メディア情報)です。同じ条件で年1万km走ると、燃料代は約11.6万円の計算になります。
e:HEV X FFと比べると、カタログ値の計算で年4万円ほどの差です。中古車の価格差と燃料代の差をあわせて考えると、どちらがお得かが見えてきます。
ガソリンターボの選び方は、ZR-Vのe:HEVとガソリンターボの違いで詳しく書いています。
燃料代のほかに、税金や保険、車検をあわせた年間の費用はZR-Vの維持費は年間いくら?で内訳をすべて出しています。
燃費を良くする方法は?今日からできること
- 発進はゆっくり踏んで、モーターだけで走る時間を長くする
- 前の車との距離をとって、ブレーキを踏む回数を減らす
- パドルで減速の強さを変えて、下り坂ではエネルギーを回収する
- 高速道路では速度を上げすぎず、一定の速さで走る
- 月に1回は空気圧を確かめる
- 使わない荷物とルーフボックスは降ろしておく
『運転のしかたで、そんなに変わるの?』と思うかもしれません。
実は、e:HEVは運転のしかたが燃費に出やすい車なんです。ゆっくり発進するとモーターだけで走れる時間が長くなり、エンジンが動く回数が減ります。
例えば、信号が赤に変わりそうなら早めにアクセルを離すだけでも違います。減速する時にエネルギーを電池にためてくれるので、急ブレーキより燃費に有利なんです。
夏の暑い日は、乗ってすぐに窓を開けて車内の熱気を逃がしてからエアコンを入れると、冷えるまでの時間が短くなります。そのぶんエアコンの負担が減って、燃費にも少しやさしくなります。
冬は、シートヒーターが付いているタイプならそれを先に使うのも一つの方法です。体が早く温まるので、暖房の温度を上げすぎずに済みます。
燃費を気にしすぎて、極端にゆっくり走ったり、エアコンを我慢したりすると、運転が危なくなったり体調を崩したりすることもあります。無理のない範囲で続けられることから始めてみてください。
タイヤの空気圧が減っていると、転がりにくくなって燃費が落ちます。タイヤの状態や交換の目安はZR-Vのタイヤサイズと交換費用でまとめています。
燃費以外にかかるお金も見ておこう
燃費がいい車でも、車を持つと税金や保険など、ほかの費用もかかりますよね。
ZR-Vは2.0Lのエンジンなので、自動車税(種別割)は年36,000円です(2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の場合)。車両重量は1,560〜1,630kg(ホンダ公式)で、重量税は1.5t超〜2.0t以下の区分になります。
| 費用 | ZR-Vの場合 | 詳しく見る記事 |
|---|---|---|
| 燃料代 | 年1万kmで約7.7万〜10.4万円(試算) | この記事 |
| 自動車税 | 年36,000円 | 自動車税と重量税の記事 |
| 重量税 | 1.5t超〜2.0t以下の区分 | 自動車税と重量税の記事 |
| 保険・車検・タイヤ | 条件で大きく変わる | 維持費の記事 |
『ハイブリッドだから税金も安いのでは?』と思う方もいるかもしれません。
自動車税はエンジンの排気量で決まるので、ハイブリッドでも2.0Lなら年36,000円です。
エコカー減税などの扱いはグレードによって変わることがあるので、見積もりの時に確かめておくと安心です。税金の詳しい内訳はZR-Vの自動車税と重量税でまとめています。
購入を考えている方は、ZR-Vの値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。車両価格と維持費の両方を見ておくと、無理のない予算が組みやすくなります。
ZR-Vに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ZR-Vへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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よくある質問
ZR-Vの燃費はどれくらいですか?
WLTCモードでe:HEV X FFが22.1km/L、e:HEV Z系FFが22.0km/L、4WDは20.5〜20.8km/Lです(ホンダ公式の主要諸元表)。
ZR-Vの燃料タンク容量は何Lですか?
57Lです。使う燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
満タンで何km走れますか?
カタログ値で計算すると約1,170〜1,260kmです。燃費がカタログ値の8割なら約930〜1,010kmの計算になります。
実燃費がカタログ値より悪いのはなぜですか?
カタログ値は決まった条件で測った数字だからです。冬の寒さや短い距離の走行、エアコンの使い方などで、実際の燃費は下がりやすくなります。
給油口はどちら側にありますか?
メーターの給油機マークの横にある三角の向きが、給油口のある側を示しています。ふたの開け方は取扱説明書の給油のページで確かめてください。
まとめ
- ZR-Vの燃費はWLTCモードでFF 22.0〜22.1km/L、4WD 20.5〜20.8km/L
- グレードの差は小さく、FFと4WDの差の方が大きい
- 燃料タンクは57Lでレギュラー、カタログ値なら満タンで1,000km以上の計算
- 実燃費は冬や短距離で下がりやすく、ゆっくり発進で伸ばしやすい
- 燃料代のほか、自動車税は年36,000円かかる





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